2010年11月17日
各位
フリービット株式会社
フリービット中国で代表的仮想ネットワーク構築技術に関して特許取得
~キャリア向けサービスから家電サービスまでを網羅した中継装置技術に関して中国本土で初の特許化~
フリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石田宏樹、以下「フリービット」) は、あらゆるモノをインターネットから直接アクセス可能な”True” Cloud Storageとして利用可能にするServersManをはじめとした、フリービットの代表的なプロダクトの基礎技術である仮想ネットワーク構築・運用技術「Emotion Link Bridge BOX」の特許を、中国本土において取得いたしました。
同特許は2005年12月に世界各国で申請しており、日本では2007年11月に、韓国では2010年8月に特許化されております。
当技術は、既存のネットワークや機器に一切手を加えずに、シンプルな中継機器(CPE:Customer Premises Equipment:加入者宅通信機器)だけで、PCから家電、センサーに至るまであらゆる機器を仮想ネットワーク(IPv4/IPv6)に対応させることが出来ます。
当技術の主な用途は、以下の通りです。
- インターネットのIPv6への移行に関して、当技術を搭載したルータ(CPE)を「置くだけ」でIPv4のネットワークをIPv6化することができる。
- IPv6が実現されたインターネットの世界において、当技術を搭載したルータ(CPE)を「置くだけ」でIPv4の世界にアクセスすることができる。
- ネットワーク環境に関係なく、当技術を搭載したルータ(CPE)を「置くだけ」で高いセキュリティのVPN(Virtual Private Network)を構築することができる。
- 機器同士のM2M(Internet of Things:モノのインターネット)通信を可能にする。
フリービットは現在、主に中国においてのパートナー企業である北京天地互連信息技術有限公司(BII Group Holdings Ltd. 本社:北京市、法定代表者:劉東、「BII」)とともに、中国の大手キャリア向けにIPv4枯渇対策/IPv6移行支援のプロジェクトを手がけており、中国電信(チャイナテレコム)の北京研究所における技術試験や、湖南省における実証実験においても、当技術を採用した「六飛BOX」を提供しております。 そして、当特許は仮想化/トンネル技術を採用している競合に対しての大きなアドバンスとなることが想定されます。
さらには、中国での家電事業領域のパートナーである爱国者数码科技有限公司(aigo Digital Technology Co. Ltd、本社:北京市、代表 馮軍、「愛国者/aigo」)ともIPv6に対応した「ユビキタス家電」の開発を行っており、こちらにおいても大きなアドバンスとなることが想定されます。
フリービットでは、今後も先進的な技術分野に集中投資を行ない、特許技術をベースとした独自性の高い製品開発を行って参ります。
■ご参考)特許取得に関する当社石田のブログ「A’s BITWORKS」
「Emotion Link Bridge BOX」に特許を取得!
http://atsuki.net/archives/2007/11010522.html
以上
フリービット株式会社について
フリービットは、独創的なインターネット技術と事業企画力によって、クラウド化する社会に対応する「Smart Infra提供事業」を行っています。特許取得技術を含む最先端のテクノロジーと市場のニーズを先取りするマーケティングを組み合わせることで、他の追随を許さない独自のネットワークサービスを展開し、「IT時代のものづくり」をキーワードに新たな価値の創造に努めております。
【報道関係者からのお問い合わせ】
フリービット株式会社CEO室広報グループ/中村 みく
Mail: Press@FreeBit.Net電話番号:03-5459-0522
本件に伴う平成23年4月期の業績への影響につきましては、
現時点では軽微であると考えております。