フリービットの強み
特許技術を中核とした、テクノロジー・コアコンポーネントAPIと、継続課金型サービスを実現する、オペレーション・コアコンポーネントAPIの組み合わせにより、あらゆる“丁寧なインターネットサービス”を迅速かつ低価格で実現いたします。
Emotion Link
OverLay Internetであらゆる機器の安全・安心な通信を実現
Emotion LinkはOverLay Internetによってあらゆる情報機器をインターネットにつなぎ、安全・安心な通信を実現するネットワーク・ソリューションです。
また、情報機器だけでなくアプリケーションに組み込んでの利用も可能であり、特定アプリケーション専用ネットワークなどの構築も可能です。
独自に開発した通信技術で、ネットワークの柔軟性と拡張性を高め、お客様の多様なご要望にお応えできます。
NATやファイアウォールなどのネットワーク障壁を越えた通信を実現
ネットワークの実現に必要な機器、端末同士の安全な双方向通信、ファイアウォールやNATを越えてのダイレクト・アクセスを実現いたします。
インターネットの上に仮想的なもう1つのインターネットを架設することにより、エンド・ツー・エンド、マシン・ツー・マシン(M2M)、アプリケーション・ツー・アプリケーションの通信を可能にし、機器間でのダイレクト・アクセス環境を提供いたします。
PCだけでは無く、あらゆる情報機器・制御機器・計測機器などの非PC端末や、アプリケーションそのものにも組み込め、様々なシーンでご利用いただいています。
多様な機器のネットワーク化を可能にする豊富なクライアントバリエーション
Emotion Linkはお客様の様々なニーズにお応えするため、豊富なクライアントバリエーションをご用意しております。
下記以外でもアプリケーションへの組み込み、機器組み込みなど、様々なご要望にお応えいたします。
ソフトウェア型
スタック型
USB型
ボックス型
機器組み込み型
Emotion Linkのコンセプト
Node to Nodeの通信を実現するOverLay Internetプラットフォーム
Emotion Linkは現在のサーバーへのアクセスを中心とした中央集権型のインターネットアーキテクチャを、もう一度インターネット黎明期のようなそれぞれのNodeが互いに自由に通信できるアーキテクチャへと開放するために生まれた技術です。
OverLay Internet.
それは既存のインターネットの仕組みの上に、仮想的なインターネットを架設することで、通信の到達性(Node to Nodeの通信)や安全性を柔軟に確保するという考え方を意味しています。
Emotion Linkが必要とされる技術的背景
端末間の自由な通信が制限された現在のインターネット
LAN内に接続されているパソコンなどの端末は、モデムやルータのNAT機能によって割り振られたプライベートIPアドレスを用いて、グローバルIPアドレスを複数台の端末で共用することでインターネットに接続しています。
現在のネットワークは、限られた数のIPv4アドレスを有効に利用するため、このような方法がとられています。
しかし、プライベートIPアドレスを割り当てられた端末にはLANの外から到達することができません。
Emotion Linkはインターネットの上に仮想的なインターネットを架設し、端末同士のセキュアな双方向通信を可能にします。
Emotion Linkは様々な制約があった従来のネットワークを、端末同士がより自由に安全につながるネットワークに変える革新的なソリューションなのです。
Emotion Linkの技術的特長
1. クライアント-サーバ型のシステム構成
Emotion Linkは、「Emotion Linkクライアント」と「Emotion Linkサーバ」から構成されています。
Emotion Linkクライアント同士は、Emotion Linkサーバを経由して通信を行います。
2. 独自IPアドレスでの通信
端末同士はEmotion Link サーバによって割り当てられた独自のIPアドレス(EL-IPアドレス)を用いて通信を行います。
3. IPトンネリングによるNATに依存しない通信
Emotion Linkクライアントとサーバ間でTCPセッションを維持し続け、NATやファイアウォールに依存しない双方向通信を実現します。
4. SSLによるセキュアな通信
Emotion Linkサーバとクライアントの間では、SSLを用いて通信データを暗号化することにより、盗聴や改ざんを防いでいます。
暗号方式はAES 128bitなどの暗号化形式に対応しており、通常のVPNと同等のセキュリティレベルでの通信が可能です。
5. IPv4/IPv6アドレス対応
Emotion Linkクライアントに対して仮想的に割り当てるEL-IPアドレスは、IPv4/IPv6の両方に対応しています。
このため、IPv4のネットワークの上でIPv6の通信を実現させたり、IPv4とIPv6をブリッジさせたりすることができます。
6. 大規模クライアント対応
Emotion Linkはサービスのネットワーク・プラットフォームとして開発されており、数百万台の端末が接続されるような大規模な用途にも対応できます。
接続端末数が徐々に増える場合にも、段階的にEmotion Linkサーバを増設することで、利用規模に応じた最適なシステムの構築が可能です。
クライアント形態
機器組み込み、アプリケーション組み込みなど多様な提供形態
ソフトウェア型
Webサイトから1クリックで、誰でも簡単にインストールして利用できます。
スタック型
アプリケーションにTCP/IPスタックを組み込み、アプリケーション毎に独自のIPを利用した通信を可能にします。
USB型
USBキーに組み込み、PCに挿すだけで利用できます。
ボックス型
どんな機器でも接続するだけで利用できます。
機器組み込み型
Linux、Windows Embedded,Mobile、T-Engineなど各種OSへ組み込めます。