2009年12月30日
各位
フリービット株式会社
フリービットの中国におけるビジネスパートナー北京天地互連のIPv6ソリューション「六飛」が「2009年技術ニュースTOP10」に選ばれる
〜中国通信業界の代表的雑誌「通信世界週刊」が発表〜
フリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石田宏樹、以下フリービット) の中国におけるビジネスパートナーである北京天地互連信息技術有限公司(BII Group Holdings Ltd. 本社:北京市、法定代表者:劉東、以下BII)が提供するIPv6ソリューション「六飛(6fei:読みはliufei)」が中国通信業界の代表的雑誌「通信世界週刊」が発表した「2009年技術ニュースTOP10」の1つに選ばれました。
通信世界週刊はTOP10の10位に「IPv6化の加速」を挙げ、6月に中国国内でBIIが発表した6feiを「IPv4とIPv6のネットワークリソースをつなぐために効果的な無料ソリューション」として取り上げています。
12月11日に発表しましたとおり、フリービットとBIIは合作企業(合弁企業)として北京天地互連飛比特網絡科技有限公司(FBII)を2月(予定)に設立することで合意しています。FBIIでは中国国内でのIPv6接続サービス「六飛(6fei)」の事業に関する運用・開発を一手に担い、政府、大手通信事業者、大手企業、学校などを対象として「IPv6化」事業を展開するほか、IPv6データセンター(iDC)事業、ネットワーク相互接続点(IX)運用、モバイルインターネット、家庭向けネットワーク事業など多岐にわたる事業を手掛ける計画です。
中国国内のIPv6化に向けた取り組みは本格化しており、12月下旬には中国電信(チャイナテレコム)がIPv6化の商用利用に向けたロードマップを発表しています。本ロードマップによると、2011年までは、条件を満たした環境にIPv6ネットワークを試験的に導入し、2012年から2015年までの3年間はIPv4ネットワークとIPv6ネットワークを混在させた環境で徐々にIPv6ネットワークへと移行を進めていくとしています。さらに、2015年以後からはIPv6ネットワークへの完全移行を進め、IPv4ネットワークを段階的に廃止していく方針です。
すでに、6feiは、通信ネットワークのIPv6化を担う候補技術の1つとしてチャイナテレコムの北京・広東の各研究所において、技術評価を受けています。6feiの技術は、IPv4ネットワークからPv6ベースのコンテンツやネットワークへのアクセスを可能にするだけでなく、IPv6ネットワークからIPv4ベースのコンテンツやネットワークへのアクセスも可能とする柔軟性を備えています。BIIの劉東代表は今後、「IPv4 to IPv6」「IPv6 to IPv4」のサービスを近々発表する方針に加え、FBII設立に伴い、中国国内のキャリア向けにこれらのソリューションを提案していく意向を示しています。
以上
フリービット株式会社について
フリービットは、独創的なインターネット技術と事業企画力によって、クラウド化する社会に対応する「Smart Infra提供事業」を行っています。特許取得技術を含む最先端のテクノロジーと市場のニーズを先取りするマーケティングを組み合わせることで、他の追随を許さない独自のネットワークサービスを展開し、「IT時代のものづくり」をキーワードに新たな価値の創造に努めております。
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本件に伴う平成22年4月期の業績への影響につきましては、
現時点では軽微であると考えております。