2010年2月22日

各位

フリービット株式会社

フリービット、中国市場における戦略事業会社の法人設立完了
〜北京天地互連信息技術有限公司との合作会社FBIIが営業許可取得。六飛を始め、IPv6ソリューションを本格販売へ〜

フリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石田宏樹、以下フリービット) は、2月22日、中国事業を展開する上でのビジネスパートナーである北京天地互連信息技術有限公司(本社:北京市、代表 劉東、以下BII)との合作(合弁)会社である北京天地互連飛比特網絡科技有限公司(以下、FBII)が、北京市当局より営業許可証の発行を受け、法人として設立されたと発表しました。

FBIIでは中国国内でのIPv6接続サービス「六飛(6fei:読みはliufei)」(注1)の事業に関する運用・開発を一手に担い、政府、大手通信事業者などを対象として「IPv6化」事業を展開するほか、モバイルインターネットなどを中心に多岐にわたる事業を手掛けることを検討中です。

フリービットでは、2009年12月11日に発表しましたとおり、今後、FBIIも含む3法人を中心に中国事業を展開していく方針です。

 あらゆるモノをサーバー化するソフトウエアとして公開している「ServersMan」の中国国内における運用・開発拠点として昨年11月に設置いたしました無錫自由位科技有限公司(本社:江蘇省無錫市、代表 章ブン(ブンは雨の下に文)、以下、自由位)は、ネットワークサービス提供のためのインフラとして、クラウドコンピューティングセンター(CCC)の利用に際しての優遇措置を含む基本合意書(MOU)を無錫市(濱湖区)との間で交わし、中国国内での展開に向けて、高い競争力を担保する基盤を得ました。

また、フリービットの技術ライセンスや中国現地法人への出資を管理する事業統括会社である飛比特(北京)科技有限公司(以下、FBBJ)の設置手続きも順調に進んでおります。

フリービットグループでは、2010年を中国における事業展開本格化元年と位置付け、BIIとの協力の下、今後もスピーディーに新規サービスを投入してまいります。



(注1)6fei
6feiは仮想化技術を利用し、IPv4ネットワーク上でIPv6ネットワークへの接続を実現するサービスです。ソフトウエアをパソコンにインストールするだけで、IPv6で構築されているネットワークに円滑に接続し、さまざまなサービスが利用可能となります。BIIでは昨年6月から一般ユーザー向けに6fei接続サービスを開始し、現在では中国国内で運用されているIPv6サービスとしてはトップレベルのユーザー数を持つサービスとなっています。

昨年12月からは中国電信(チャイナテレコム)が、同社の技術研究所にあたる中国電信股※有限公司北京研究院(北京市)および中国電信股※有限公司広州研究院(広東省)において、6feiを用い、IPv4ネットワークからIPv6ネットワークへの接続を可能とする「IPv6 over IPv4」環境の大規模運用実験を開始しています。(※は人偏に分)


フリービット株式会社について

 フリービットは、独創的なインターネット技術と事業企画力によって、クラウド化する社会に対応する「Smart Infra提供事業」を行っています。特許取得技術を含む最先端のテクノロジーと市場のニーズを先取りするマーケティングを組み合わせることで、他の追随を許さない独自のネットワークサービスを展開し、「IT時代のものづくり」をキーワードに新たな価値の創造に努めております。

報道関係者からのお問い合わせ

フリービット株式会社 CEO室 広報グループ/中村 みく、佐藤 新
Mail: Press@FreeBit.Net  電話番号:03-5459-0522

本件に伴う平成22年4月期の業績への影響につきましては、
現時点では軽微であると考えております。

トップに戻る