2012年10月18日
各位
フリービット、香港に中国13億人市場向け子会社「SmartVPS社」設立 コストパフォーマンスNo.1のクラウドサービス※1の提供を本日より開始 中国本土への高速専用線、IPv6サービスも標準搭載
~ServersMan@VPSのノウハウを活かすことで、ハイスペック、低価格なサービスを実現~
フリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石田宏樹、以下「フリービット」)は、香港に当社子会社を設立し、中国国内約13億人の市場向けに、コストパフォーマンスNo.1のクラウドサービス「smartVPS」の提供を開始しました。
フリービットは、これまで「Made in Asia」のインターネットサービスを世界に提供していくために、2002年より中国国内での取り組みを開始し、2006年に監視センター「SiLK NOC」の設立を皮切りに、IPv6接続サービスの提供や、ユビキタス家電の開発を行い、次世代インターネットの要であるM2M(Machine to Machine) OSである「ServersMan」の展開を軸にサービスを提供して参りました。(詳しくは、「フリービットの中国における取り組み」を御覧ください)
この度、これまで弊社が進めてまいりました中国における取り組みで培ったノウハウを活かし、ついに、中国国内にて、「クラウドサービス」の提供を開始することになりました。
中国のIT市場規模は、2013年に1,730億ドルとなり、日本の市場規模を約4%上回ると予測されており※2、今後も更なる成長が見込まれています。
「smartVPS」の提供にあたっては、高速専用線のある中国本土へはもちろん、日本をはじめとした世界への通信も高速である、香港からサービスを提供します。つまり「smartVPS」は中国と世界を結ぶブリッジとなるサービスです。
また、IPv6サービスを標準搭載し、世界の中でも特にIPアドレスの需要のある中国国内において、グローバルIPv6アドレスの提供が即時可能です。
なお、VPSの技術に関しては、フリービットの子会社である、株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)にて提供している「ワンコイン(490円)から始められるVPS、ServersMan@VPS」の開発、運用で培ったノウハウを最大限に利用しており、競争力の高い、ハイスペックでありながらも低価格なサービスを実現しています。
「smartVPS」の提供開始に伴い、ロゴも新たに創りました。
smartVPS サービスロゴ |
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ロゴには、2つの意味が込められています。
- IPv4の世界からIPv6の世界に向けたサービスであること
- 低価格(Entry)でありながらも、高級(ハイスペック)であること
- 左側にあるオブジェクトは立方体です。立方体は見る視点によって2つの姿になります。立方体の1面は四角形となり、その四角形が6つ集まっています。また、三次元的な視点から見ると、六角形となります。そこに、IPv4とIPv6に対する想いが込められています。
- 色には、Entryである手軽さと、高級感をかね合わせた、黒と赤を使っています。黒は彩色をもっとも引き立たせる色であり、落ち着きや威厳、高級感がでる色です。赤は、明るさと元気を与え、人を積極的にさせます。特に人間の注意を引きやすい色としても知られています。
フリービットは今後も、「Being the NET Frontier! インターネットを広げ社会に貢献」するために、新しいサービスの提供を、グローバルに行なって参ります。
■フリービットの中国における取り組み
2002年度 | ・中国進出着手 |
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2006年度 | ・「監視センターSiLK NOC」を設立。24時間365日体制で監視センターを運用中国国内と同一コスト体制の確立 |
2008年度 | ・営業拠点として上海に「Silk-Base」を開設し、本格的な市場調査の開始 ・BII(北京天地互連信息技術有限公司)との提携を開始 |
2009年度 | ・FBの中国事業のパートナーのBII社より、IPv6接続サービス「六飛(6fei:読みはliufei)」がリリース ・無錫に事業会社「自由位」を設立 |
2010年度 | ・BIIとの合作会社「FBII」設立 ・aigoとの合弁会社「Smart Cloud」設立 ・aigoがIPv6戦略を発表 ・Smart Cloudより「筋斗云」リリース ・チャイナユニコムから「筋斗云携帯」として発売される |
2011年度 | ・aigoの日本での総代理権をEXEMODEが取得 ・チャイナテレコムとM2Mに関するMOUを締結 ・インドのSONY Ericsson製携帯に筋斗云をプリインストール ・aigoがSmart Cloudの技術を利用した「aigoCloud」を発表 |
2012年度 | ・「フリービットクラウド VDC China Package」をリリース ・aigoのFeng総裁が「2012 IPv6パイオニア賞」を受賞 ・aigoが「aigoCloud」を初搭載した「aigoCloud Projector」を発売 ・「Plug in Cloud」アーキテクチャ搭載の「Cloud@SD」を日中にて発売開始 ・Smart Cloudが「Big Dataストレージプラットフォーム優秀賞」を受賞 |
■サービスサイト ※中国語
サイトイメージ |
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URL |
■子会社の概要
会社名 | SmartVPS LIMITED |
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代表者 | 池田博樹(当社イノベーション・ステアリン ・コミッティー・ディレクター、株式会社ドリーム・トレイン・インターネット Cloudサービス事業部長) 清水 高(当社執行役員) |
所在地 | 香港特別行政区 |
設立日 | 2012年9月 |
事業の内容 | VPSサービスの提供 |
出資比率 | 当社100%出資 |
※1 香港のデータセンターにて運用されているVPSサービスにおいて。当社調べ(2012年10月18日現在)
※2 2012年5月30日IDC Japan株式会社発表の「中国IT市場規模動向を発表」より(http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20120530Apr.html)
※ ServersManはフリービット株式会社の登録商標です。
※ すべてのブランド、製品名、会社名、商標、サービスマークは各社の所有物です。
フリービット株式会社について
フリービットは、独創的なインターネット技術と事業企画力によって、クラウド化する社会に対応する「Smart Infra提供事業」を行っています。特許取得技術を含む最先端のテクノロジーと市場のニーズを先取りするマーケティングを組み合わせることで、他の追随を許さない独自のネットワークサービスを展開し、「IT時代のものづくり」をキーワードに新たな価値の創造に努めております。
【報道関係者からのお問い合わせ】
フリービット株式会社 CEO室 PR・IRグループ 広報担当
Mail: press@freebit.net
電話番号:03-5459-0522
尚、本件に伴う平成25年4月期の業績への影響につきましては、
現時点では軽微であると考えております。
業績への影響が見込まれる場合は、速やかに公表いたします。