2010年6月2日

各位

フリービット株式会社

フリービットグループ、exemodeブランドで展開中のパーソナルスキャナ「ScanBit」をiPad/電子書籍向けソリューションとして提案
〜ServersMan miniをアップデート、スキャンした画像をいつでもどこでも即座にiPadで閲覧可能に〜

フリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石田宏樹、以下フリービット) 、およびエグゼモード株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤岡淳一、以下エグゼモード)は、6月2日、エグゼモードが発売するパーソナルスキャナ「ScanBit MFS-60」とフリービットが開発・提供しているあらゆるモノを”True” Cloud Storageとして利用可能にする「ServersMan」ラインアップを組み合わせたiPad用電子書籍作成セルフソリューションを発表いたしました。

日本国内のスキャナ市場は2011年に約372万台と予想されております。iPadの登場を契機とした電子書籍市場の盛り上がりにより、コンシューマー向け製品を中心に、さらなる成長が見込まれております。エグゼモードは現時点で、スキャナの国内販売数量シェア約20%(注1)の実績を、さらに拡大していく方針です。なお、今回、発表しましたiPadを中心とした電子書籍市場向けのスキャナソリューション関連製品の売上目標として今期4億円を見込んでおります。

ScanBit MFS-60は、デジタル家電機器向けのServersManラインアップである「ServersMan mini」を同梱し、スキャナー自体のストレージ領域をインターネットから直接アクセス可能なクラウドとして利用できるようにしております。フリービットでは、このScanBit MFS-60がServersManによって実現しているクラウド機能をiPad向けに活かすべく、ServersMan miniをアップデートいたします。

アップデートの内容は以下の2点です。

1.ServersMan miniにeBookモードでのデータ公開機能を追加

ScanBit MFS-60で読み込んだデータをどこにもコピーせずに、iPadのブラウザーから直接参照できるようにするる「本棚タイプ(eBookモード)」を追加します。eBookモードでは、ScanBit MFS-60のストレージ領域に保存されている雑誌や書籍、新聞など複数のスキャン画像を、ブラウザーから参照しやすい形にレイアウトし、ブラウザー経由でアクセス可能にします。データを掲載しているWebサイトに対しては、ユーザーがあらかじめ設定したIDとパスワードによるアクセス制限をかけられますので、ScanBit内のデータそのものをiPadから参照可能な自分専用の書庫として利用できるようにします。

また、eBookモードでは、オフライン時にも電子書籍データが参照できるよう、ScanBitのデータ参照画面から、iPadにインストールしたServersMan HDのストレージ領域に対して、自動的にデータを送信することも可能です。

2.ServersMan miniからServersMan HDへの自動データ転送機能を追加

ScanBit MFS-60で読み込んだスキャン画像を自動的にiPad上のServersMan HDに転送・保存する機能を追加します。ユーザーはServersMan miniの設定画面で転送先にするServersMan HDのアカウント情報等を1度設定すれば、次回からはファイルを選択し、保存先を選ぶというシンプルなオペレーションでiPadの中の電子書籍コンテンツを充実させることができるようになります。

アップデートの提供開始は6月中を予定しております。



フリービットグループでは、今回、ServersMan miniおよびServersMan HDを活用して、ScanBit MFS-60とiPadをシームレスに結びつけたように、ServersManを軸に様々なハードウエアの機能を有機的に結び付けるソリューションを今後も積極的に展開してまいります。

なお、本日、フリービットでは別途、iPadでのファイルマネジメントの手間を大幅に削減し、かつ、様々な種類のファイルをストレスなく参照できるマルチドキュメントビューワー機能を持つServersManアプリケーションである「ServersMan HD」をApp Storeに登録申請しております。

詳しくは、本日発表いたしました下記のプレスリリースをご参照ください。
「フリービット、iTunes&ケーブルいらずでいつでもどこでもiPadにファイルを出し入れできる 無料のマルチドキュメントリーダー「ServersMan HD」発表!」


■「ScanBit MFS-60」について

パソコンなしでも写真や書類をワンアクションでデータ化できるパーソナルスキャナです。2.4型モニタを付属し、読み込んだスキャン結果を本体のみで確認できます。また、同梱されているServersMan miniをインストールしたSDカードを本体に挿入して、インターネットにつながったパソコンとUSB接続するだけで、スキャナそのものがクラウドストレージとして利用可能になります。詳しくは商品紹介ページをご参照ください。

エグゼモード「ScanBit MFS-60」商品ページ
http://www.exemode.com/product-exe/scan/mfs-60.html

「ServersMan mini」のアップデート方法
アップデート提供開始日以降に、ServersMan miniを起動すると、プログラムは自動的に最新版に更新されます。詳しい情報は以下でもご案内いたします。
ServersManサービスサイト:http://serversman.com/
エグゼモードホームページ: http://www.exemode.com/

ServersMan関連サイト
ServersMan HDサービスURL:http://serversman.com/promo/promo_hd-ip.html
YouTube(R): http://www.youtube.com/serversman/
Twitter(R): http://twitter.com/serversman/

(注1)BCN調べ

ServersMan mini「本棚タイプ」での表示

URL:https://freebit.com/prOlderImage/press/images/20100602/mini_bookshelf.png

エグゼモード株式会社について

エグゼモードは2007年10月の創業以来、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、DVDプレイヤー、フィルムスキャナーといったデジタル機器を誰もが購入可能な手ごろな価格帯で提供してきました。exemode、YASHICA、AGFA PHOTOの各ブランドの製品を自社で取り扱っているほか、法人のお客様向けにOEM/ODM/EMSといった契約形態での製品提供を行っています。

フリービット株式会社について

フリービットは、独創的なインターネット技術と事業企画力によって、クラウド化する社会に対応する「Smart Infra提供事業」を行っています。特許取得技術を含む最先端のテクノロジーと市場のニーズを先取りするマーケティングを組み合わせることで、他の追随を許さない独自のネットワークサービスを展開し、「IT時代のものづくり」をキーワードに新たな価値の創造に努めております。

報道関係者からのお問い合わせ

フリービット株式会社グループ経営企画室広報グループ/佐藤、小椋
Mail: Press@FreeBit.Net電話番号:03-5459-0522

※ServersManはフリービット株式会社の登録商標です。
※App Storeは、Apple Inc.の商標もしくはトレードマークです。
※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。

本件に伴う平成23年4月期の業績への影響につきましては、現在、精査中です

トップに戻る