2023年6月9日

各位

フリービット株式会社

世界初(※1)のスマートフォン上で動作するEthereum互換レイヤ1ブロックチェーン「TONE Chain」上の独自ポイントサービス「TONE Coin」、定常的な運用開始より約1年で、NFTなどを支える著名な分散ファイルシステムを運用する「Filecoin」とノード数において同等の世界トップ4(※2)規模に到達。

フリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO兼CTO:石田 宏樹、以下「フリービット」)は、web3のコア技術であるブロックチェーンの諸問題を解消する「freebit web3 Blocks」を利用した世界初(※1)のスマートフォン上で動作するEthereum互換レイヤ1ブロックチェーン「TONE Chain」上の独自ポイントサービス「TONE Coin」について、定常的な運用を続けております。この度、「TONE Coin(TONE Chain)」は2023年6月6日時点で、メインネットにおいてノード数3,566(※3)を記録し、運用開始より約1年でノード数において、NFTなどを支える著名な分散ファイルシステムを運用する「Filecoin」と同等の世界トップ4規模(※2)に到達したことをお知らせいたします。また、今後、「TONE Coin(TONE Chain)」を構成する 「freebit web3 blocks」においても、「Filecoin」がその特徴とするIPFSなどの分散型ファイルシステムとの連携を計画しております。

フリービットでは2017年より、既存のレイヤ1ブロックチェーンが、そのノード数の規模やオーナーの偏り等から、特定のノードやグループに権力や利益が集中するなどの問題をはらんでいると考え、web3コア技術会社である株式会社CountUp(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石田 宏樹、以下「CountUp」)と密な連携を行いながら、それらを克服する技術開発に取り組んでまいりました。そして、2022年6月からは、世界初(※1)のスマートフォン上で動作するEthereum互換レイヤ1ブロックチェーン「TONE Chain」を利用したポイントサービス「TONE Coin」を、「TONE e22」のユーザー協力型実証実験プロジェクト「TONE Labo」ユーザーに対して提供し、実証実験(※4)を行ってまいりました。

「TONE Chain」の特徴

  • 1コミュニティのみで世界トップ4規模(※2)の稼働ノード数を達成していることにより、適切な流通価値を実現している
  • トーンモバイル通信ユーザーによる1ノード1運営者の母集団形成により、ノードの運営者が分散している(※3)
  • コミュニティ毎に独自のレイヤ1ブロックチェーンを運営することができる
  • スマートフォンの充電時の余剰リソースを利用しているため、大規模なコンピューターリソースが不要になり、マイニングのための環境負荷が低い
  • コミュニティニーズとサービスを満たすスペックにより処理速度が早い
  • 「TONE e22」のプリインストールアプリ「TONEストア」から自動セットアップで一般ユーザーでも簡単に利用できる
  • 「TONE Coin」(トークン)にボラティリティがない

フリービットでは、今後「freebit web3 blocks」においてもIPFSなどの分散型ファイルシステムとの連携を行うことで、通信事業者としての事業、技術(MVNE/eKYCなど)、子会社が展開するTONE for docomo(MVNO)を含むトーンモバイルサービスと、web3の重要な要素である「コミュニティ毎」「ニーズ毎」にコミュニティが自ら運営するレイヤ1ブロックチェーンを、スマートフォンの余剰リソースをユーザーが拠出し運営する仕組みをさらに強化し、web3スタートアップ、研究機関、コンソーシアムチェーン利用等による実証実験利用を加速してまいります。

フリービットは今後とも、通信事業者/スマートフォンメーカー/web3事業者としてのそれぞれの技術、規約、インセンティブコントロールにより、垂直統合で既存レイヤ1ブロックチェーンの問題を解くことで、web3/DAOの精神に則ったコミュニティのみによる運営により、web3/blockchainの分散性や安全性を実現してまいります。

以上

【当発表に関して、動画も合わせてご参照ください】
https://freebit.com/ir/movie/movie_20230609.html
※2023年6月9日中にアップ予定です。

tone_coin_node

  • ※1 2023年6月8日現在、インターネット上において公表されているブロックチェーンのノード数のうち、スマートフォンを利用したEthereumの大規模実稼働において。当社調べ。
  • ※2 2023年6月8日現在、インターネット上において公表されているブロックチェーンのノード発表数における当社調べ。(「TONE Coin」に関しては、実証実験の開始日を記載しています。)
  • ※3 「TONE Labo」参加による「TONE Coin」ユーザーのスマートフォンのほか、当社が在庫もしくは検証用、店頭展示用として保有するTONE e22での稼働を含みます。
  • ※4「TONE Coin」を含むユーザー協力型実証実験「TONE Labo」は、2022年6月より、「TONE Labo」に加入したお客様を対象に行われています。
  • ※ すべてのブランド、製品名、会社名、商標、サービスマークは各社に権利が帰属します。

【フリービット株式会社について】
フリービットは、インターネットをひろげ社会に貢献することを企業理念に掲げています。特許取得技術を含む最先端のテクノロジーと、市場のニーズを先取りするマーケティングを組み合わせて独自のサービスを展開し、5G時代の新たな抜本的価値の創造をしてまいります。

【報道関係者からのお問い合わせ】

フリービット株式会社 グループ経営企画本部 広報担当
Mail: press@freebit.net 電話番号:03-6416-1965

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